顔出ししないYouTuberは収益停止?ポリシーの変更内容や噂の理由を解説!

顔出ししないYouTuberは収益停止?ポリシーの変更内容や噂の理由を解説!

2025年7月にYouTubeの収益化条件が変更されたことが、大きな話題になっています。

話題になっているのは、顔出しなしのチャンネルは収益化が停止するという内容です。

keito
keito

顔出ししてないチャンネルってたくさんあるよね?

今回はYouTubeの収益規約の変更や、顔出しなしでも収益化できる条件などをまとめました。

顔出しなしのYouTuberでもそもそも収益化可能だった

そもそも変更される前のYouTubeでは、顔出しをしていないチャンネルでも収益化が可能でした。

いくつか収益方法がありますが、主な収益化の条件は以下のとおりです。

  • チャンネル登録者数が1,000人以上
  • 過去12ヶ月間の動画の総再生時間が4,000時間以上
  • 直近90日間のショート動画の視聴回数が1,000万回以上
  • YouTubeの収益化ポリシーとコミュニティガイドラインを遵守している
  • チャンネルに有効なコミュニティガイドラインの違反警告がない

上記のような内容が収益化の条件であり、顔を出しているかどうかなどは条件に含まれていません。

そのため、顔を出さない情報発信系やVtuberといったジャンルでも収益化ができているのが現状です。

keito
keito

アニメーションだったり、動物が出ていたり、チャンネルを作っている人の顔が見えないのは多いよね

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顔出しなしのYouTuberの収益化停止になると噂の変更内容について

今回のYouTubeの変更内容について解説します。

主な内容は次の3つです。

  1. オリジナルかつ本物のコンテンツ
  2. AIによる生成や量産型コンテンツを制限
  3. 反復コンテンツの制限

順番に見ていきましょう!

内容①オリジナルかつ本物のコンテンツ

YouTubeのポリシーの変更内容1つ目は「オリジナルかつ本物のコンテンツ」です。

今回の変更によってYouTubeは、クリエイター側に「オリジナル」かつ「本物」のコンテンツをアップロードすることを、条件にしています。

そのため、顔出しなしのコンテンツが直接的に制限されるわけではありません

顔出しをしていなくても、ゲーム配信やオリジナルのアニメーションなどは独自性があるとして引き続き収益化の対象となるでしょう。

あくまで「オリジナル」かつ「本物」であることが条件のため、海外の動画を使って編集しただけの切り抜き動画は、収益化の条件から外れる可能性があります。

内容②AIによる生成や量産型コンテンツを制限

YouTubeのポリシーの変更内容2つ目は「AIによる生成や量産型コンテンツを制限」です。

今回の変更においてYouTubeでは、AIで生成をした動画で編集者の工夫や努力が見えない動画は収益の対象外とする可能性が高いでしょう。

また同じテンプレートやフォーマットを繰り返しているだけの、量産型のコンテンツも制限されます。

そのため、ただ読み上げるだけの動画やテンプレートに当てはめただけの動画は、収益化から除外となります。

keito
keito

AIを使ったイラスト+ナレーションの読み上げとかも、対象外になりそうだね

内容③反復コンテンツの制限

YouTubeのポリシーの変更内容3つ目は「反復コンテンツの制限」です。

オリジナル性がなく、同じスタイルやフォーマットを繰り返して再利用している動画も、収益化の対象から外れます。

ペットの魅力を発信するアニマル系の動画などは、編集パターンが似ている、反復性がある判断されると収益化に問題が出てくる可能性があるでしょう。

また他人のコンテンツの断片をつなぎ合わせているだけの動画や、リアクション動画も収益できなくなります。

ただし、個人による十分な解説やオリジナルの視点を加えたものについては、独自性があるとして引き続き収益化できる可能性があるでしょう。

keito
keito

判断基準は、人の手が加えられているかどうかだね。

顔出しなしのYouTuberが収益停止と勘違いされた理由

今回のYouTubeのポリシー変更では、顔出しをしていない人でも引き続き収益化は可能です。

ではなぜ、顔出ししていない人は収益停止となるという話題になったのでしょうか。

今回の場合は「顔出しなし」のラインが、周知されていないことが原因と考えられます。

今後もオリジナル性のあるコンテンツは、顔出しの有無に関係なく収益化ができるため、ゲーム配信をしている人や独自のアニメーションを公開している人などは収益化の対象です。

問題はリアクション動画などではないでしょうか。

海外では顔出しをしたYouTuberが、さまざまな動画に対してリアクションをする動画がバズっています。

しかし、リアクションをしていればOKという条件であれば、現在のようにAI音声で反応をさせればOKという認識になります。

それでは、スパムや著作権の問題、オリジナルのコンテンツが埋もれるなどの問題が出てくるでしょう。

そういった事態を改善するために、顔出しをせずAI音声だけで反応をする動画は収益化の対象外とする、という今回の変更へと至った可能性があります。

この「顔出しもしない」という部分だけが一人歩きし、「顔出しなし」のすべての動画の収益が停止するという誤解につながったようです。

YouTubeのポリシー変更で収益化に大きな影響が出るのは誰か

今回のYouTubeの収益に関するポリシー変更で、大きな影響を受けるのは以下のような人たちです。

  • 生成AIを活用して動画を量産している人
  • テンプレート化された動画を作ってる人
  • 他人の動画や画像を流用し、機会音声のみをつけている人
  • 解説や付加価値のないリアクション動画を投稿している人

オリジナル性が認められれば引き続き収益化ができるので、顔を出していない配信者やVtuber、リアクション動画などは問題ないでしょう。

keito
keito

誰でもすぐに作れる動画が規制されるってことだね

まとめ

今回は顔出ししないYouTuberの収益が、停止されるのかについて紹介しました。

2025年7月のYouTubeのポリシー変更によって、一部の収益化条件が変更されます。

オリジナル性があり本物のコンテンツであること、反復性のある動画などは、今後収益化の条件から外れることになります。

その中には顔出しをせず、機会音声だけで反応をするリアクション動画なども一部含まれていますが、この「顔出しなし」の部分だけが強調されてしまい、顔出しをしないすべての動画が収益停止という誤解につながったようです。

ゲーム配信者やVtuberなど、顔を出していなくてもオリジナル性の高いコンテンツを配信している人は、引き続き収益化がされる予定です。

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