誰もが一度は観た経験のある「サザエさん」が、2025年3月末をもって、徳島県での放送が終了となります。
このニュースを受けて、「なぜ徳島だけが打ち切りになるのか」「今後、徳島県でサザエさんを観るにはどうすればいいのか」などの意見が、ネットでは出ています。
今回は打ち切りとなった理由や、打ち切りに賛成の声、今後の視聴手段などを解説します。
サザエさんが徳島で打ち切りの理由
本来「サザエさん」はフジテレビ系列のため、徳島県を含めた地域では、関西テレビなどで日曜夜に放送しています。
今回放送が終了となるのは、日本テレビ系列のJRT四国放送で提供されている「サザエさん」です。
JRT四国放送では、サザエさんを月曜午前10:55〜放送しており、今回の打ち切りによって3/31が最終の放送としています。
実際に番組表を確認すると「終」のマークが付いています。

今回の放送終了について、スポニチアネックスの取材に対して「フジテレビの影響や、サザエさんへの視聴者からの意見があったわけではなく、弊社の編成上の都合です」と回答しています。
スポンサーやテレビ局ではなく、あくまでも自社都合が、放送終了の理由のようです。
なお、今回はあくまでもJRT四国放送での放送が終了するだけで、今後も関西テレビなどでは視聴が可能です。
サザエさんの打ち切りに賛成の声も
サザエさんの打ち切りに対して「信じられない!」「ショック…」という声が多く上がりました。
しかし、一方で打ち切りに対して賛成する意見も出てきています。
なぜ長寿アニメであるサザエさんの打ち切りに、肯定的な意見が出ているのでしょうか?
その理由として、以下の3つが考えられます。
価値観が時代に合わなくなっている
サザエさんの時代背景は、昭和20年代〜40年代がメインになっており、令和の現在ではそもそもの時代が合っていません。
実際にアニメの放送が開始されたのは、1969年(昭和44年)のため、当時の価値観が強く出ています。
核家族化や共働きが進んでいるなかで、昭和によくあった親との同居・専業主婦、家事は女性が中心に行うといったサザエさんの形はずれているように感じる人が多くいるようです。
このように価値観がずれてきているために、もう放送しなくてもいいのではないか?と考えている人もおり、打ち切りに賛成という意見が出てきています。
テレビ離れによる新規視聴者の減少
近年ではYouTubeやNetflixなどの動画配信サービスによって、テレビ離れが加速しています。
昔のように家族揃ってテレビを観るのではなく、それぞれが好きなタイミングで好きな番組を観るのが当たり前になっています。
サザエさんの視聴者層は高齢化しているとも言われており、子供や若者など新規の視聴者の数は減少傾向です。
このように視聴習慣が変わってきたことで、サザエさんを観る必要がない、視聴者の獲得が難しいという現状から打ち切りでもいいのではという意見があるようです。
サザエさん症候群になりたくない
サザエさん症候群とは、日曜の夕方や夜に月曜日以降の仕事や学校に対して、ストレスを感じる、憂鬱になる状態を指します。
日曜の夕方に放送されるサザエさんの放送時間が、ちょうど憂鬱になる時間帯と重なることで、サザエさん症候群と呼ばれています。
「明日からまた仕事や学校に行きたくない」「月曜日が来てほしくない」といった人からすると、日曜の夕方に放送されるサザエさんは楽しい気持ちでは観れないでしょう。
サザエさんを観なければ憂鬱にならない、というわけではありませんが、気持ちが軽減される可能性があるため、観たくない!放送しないでほしい!という意見があるようです。
今後サザエさんを徳島で観るには?
今回JRT四国放送で放送されていたサザエさんが、放送終了となります。
しかし現在徳島では、以下の方法でもサザエさんが放送されており、今後も引き続き視聴が可能です。
- 関西テレビ:UHFアンテナ
- ケーブルテレビ:ケーブルテレビ
- 岡山放送:ケーブルテレビ経由または徳島の一部地域
現在、特に問題なく関西テレビやケーブルテレビを観れている世帯では、大きな影響はほとんどないでしょう。
しかし今までJRT四国放送で、手間をかけずに観れていたが、今回の打ち切りによって観る手段がなくなったという人もいるようです。
サザエさんはネット配信を行っていないため、一部の世帯では視聴ができなくなる可能性があります。
まとめ
JRT四国放送で徳島県のみですが、サザエさんの放送が終了となりました。
打ち切りにはスポンサーやテレビ局の意向、視聴者層の変化などさまざまな要因が絡んでいます。
また「時代に合わない」「観る機会自体が減った」という意見から、打ち切りに賛成という声も出ています。
長寿アニメ番組でも、このように地方局で放送が終了となることがあるとわかった現在、全国放送でもサザエさんを観れなくなる日が来ても不思議ではありません。
いつもでも当たり前に放送されていると思わず、現在の放送を少しでも楽しんで視聴しましょう。