2025年9月15日、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の脚本家の方が話された内容が炎上しています。
その内容は、原作にあったノイズは、アニメでは排除したというものです。

これだけだと、大幅に改変しているように聞こえる
今回は「ぼざろ(ぼっち・ざ・ろっく!)」脚本家のノイズ発言が炎上した経緯、そして本来の意味やSNSの声をまとめました。
ぼざろの脚本家によるノイズ発言が炎上した経緯
ぼざろ(ぼっち・ざ・ろっく!)のアニメ脚本家による、ノイズ発言が現在SNSで炎上しています。
本当に脚本家がノイズと発言したのか、炎上の経緯について解説いたします。
- アニメ版ぼざろを手がけた吉田恵里香さんの、アニメと加害に関するインタビュー記事が出る
- そのSNSでの告知に「ぼざろからノイズを排除した」という内容の記載がされる
- これに対し、多くの人から意見が寄せられ、小説家の知念実希人さんなどが反応したこともあり炎上
この流れに対して、SNSでは吉田恵里香さんに対して、批判的な意見が多数出ていました。
原作に対するリスペクトが足りない
原作の表現を『ノイズ』って言い方、凄くない?脚本家って何なの?
原作者に対しての配慮やリスペクトが感じられないと炎上しています。
ぼざろのノイズ発言に関する本当の意味
しかし、ぼざろのノイズを排除した発言については、前後の文脈が切り取られた状態で拡散されているところも見受けられます。
実際にインタビューを見ると、以下のような意味での発言でした。
「アニメの表現だからってなんでもありじゃない。“絵だけど、未成年だぞ”って考え方は大事にしています」
「原作ではひとりちゃん(※主人公の後藤ひとり)が水風呂に入るシーンで裸になっているんですが、アニメでは水着にしてもらいました。ぼざろがそういう描写が売りの作品ならいいと思いますが、そうではないと思いますし、覇権を狙う上ではそうした描写はノイズになると思ったんです」
引用元:KAI-YOU
多くの人に受け入れられる作品にするために、描写の変更をしたという意味で、ノイズを排除したと発言されたようです。
ただ、言葉が強かったことやSNSでの告知部分に「ノイズを排除」という言葉だけが出てきたことで、波紋を呼びました。

原作ファンからは、改編だ!と捉えられる結果になっちゃった
ぼざろのノイズ発言に関する原作者の反応
今回、吉田恵里香さんによるぼざろのノイズ排除発言に対して、原作者は直接言及や反応はしていません。
しかし、ノイズと判断された部分の変更については、原作者の了承を取っているとのことで勝手に意見を押し付けたというわけではなさそうです。
また、原作者のはまじあきさんは、脚本家の吉田恵里香さんに対して尊敬するというような内容のポストをしていた時期がありました。



原作者と脚本家の関係は良好であり、ノイズ発言についても関係に大きなヒビが入る可能性は少ないと考えられます。
ぼざろのノイズ発言が炎上している件に対するSNSの反応
ぼざろのアニメ脚本家、吉田恵里香さんがノイズを排除したと発言した内容について、SNSの反応をご紹介いたします。
ぼざろの脚本家が炎上している件、元ネタの記事を見に行ったら、ごく普通のことを言っているだけだった。
ぼざろの脚本のやつ、「作品の魅せ方にブレが生じる表現は(原作者了解の上で)取り除く」というのはすごく真っ当な仕事ですよ
アニメに登場するキャラクターについて「絵だけど、未成年だぞ」ってすごく大事な視点だなと思う
原作の情報をノイズ扱いする人間は脚本の仕事しなくていいと思う、リスペクトが足りない。
メディアごとの表現のゾーニングについて、あらためて考えさせられた
このように、
-
- その視点は必要なことだと思う
-
- 原作者にリスペクトがなくて傲慢
という声が多かったです。
まとめ
今回はぼざろのアニメ脚本家、吉田恵里香さんの「ノイズを排除」発言について紹介しました。
吉田恵里香さんは、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」を制作するなかで、覇権を取るために障害になりそうな表現を変更したという発言をされました。
それが「原作にあるノイズを排除した」と発言したために、多くの人には原作に対するリスペクトが足りないと受け取られる結果になり、炎上しています。
実際には、原作者に許可を取っており、今回の件について特に原作者側からの発言等もありません。
表現の仕方1つで、炎上となるのは難しい問題ですね…
吉田恵里香さんが、今後もさまざまな作品で脚本家として活躍されるのが楽しみですね。